2022.06.19 14:37手を合わせていて気がつくこと週に3〜4回、早朝にオンラインでヨガのレッスンを受けています。そこで、胸の前で手を合わせて動きました。動きながら、手の柔らかさ、力の入り具合に時々意識を向けます。肩肘張ると、すぐに手は固くなります。そして、ハッと気がついて、手の力を抜く。…そうすると、自然と足の存在が大きくなり、どっしりとします。そして、動いているうちに、また、手に力が入っていることに気がつきます。そして、力を抜く。土台の存在感が少しだけ強くなる。普段の、上に気が上がりがちな癖に動きながら気がついて・・・。手放して、また、癖に戻って、気がついて、手放して・・・。少しずつ土台が安定して、上半身に空間が広がる感じ。とても気持ちの良い時間でした。ーーーーーーーーーーーー面白かったのは、その後...
2022.06.18 14:27当事者同士の交流の場パーキンソン病の患者会「パーキンソン病友の会」のこと。同じ病気を持つ人同士が交流できる場として、貴重だな。と思っています。そして、私のように、パーキンソン病を持つ方に関わる医療職としても、会の活動は貴重です。神経内科の病院から離れて訪問業務を始めて、一番不安に感じたのが、情報のなさや専門機関とのつながりの無さ。リハビリのことだけでなく、新薬の情報なども自然と知ることができた職場から、自分から外に情報をとりにいかなければ、全く知る機会がない職場に変わり、それまで居た場所の特殊さとありがたみをひしひしと感じました。そして、その時、初めて外に意識が向いた私が惹かれたのが、当事者の方が発信する情報でした。それは、闘病記のような本だったり、ブログだったり、そして...
2022.06.17 13:54PD患者さん向けチラシを作ってもらいました。毎月1回、札幌市厚別区にある厚別区民センターでパーキンソン病をお持ちの方向けのヨガのレッスンを行なっています。この度、パーキンソン病の患者会「友の会」の北海道・札幌支部の方から厚別区の保健師さんにこのレッスンについてご紹介していただいたところ・・・。保健師さんが、患者さん向けにチラシを作ってくださいました。運動をする場というだけでなく、患者さん同士が集まれる場を・・・。という私の思いを汲み取り、惜しみなく表現してくださっていて、とても嬉しいです。さらに・・・このチラシを、友の会の会報にも載せてくださいました。いつもありがとうございます。次回のレッスンは7月31日です。いつもは和室なのですが、7月と8月は靴を履いたまま入れる部屋で椅子を使ったヨガのレッス...
2022.06.16 13:06良い時は気づかない朝起きて・・・。頭が重かった。頭が痛くなりそうな重さ。そして、思いました。「そういえば、しばらく頭痛なかったな。」産前から産後は、頻繁に頭痛がありました。2−3日寝込むぐらいのひどい痛みの時もあったのですが、産後1年ぐらいから少しずつ頻度が減っていて、最近は今日のように痛くなっても我慢できる程度。よくなるって。気にならなくなることだな。と思いました。あれ?そういえば。忘れてた。って。どこかが、痛いとか、悪いとかって気になる。肩が痛いから服着るの辛い。とか、足がだるくて歩くの辛いとか。立ってると腰痛いな。とか。痛いとか、辛いとか、だるいとか、不快がない。快適な時って、気にならない。気づかない。
2022.06.15 11:56わかったつもり。考えている…つもり。アウトプットが必要だ!と痛感して…ブログを毎日続けてみた。すっっごい深い事 考えているつもりだったけど、書き出してみると浅い浅いっって事がわかった。わかったつもりで なーーーにもわかっていない。考えているつもりで、なーーーーにも考えていない。今の自分の位置が場所が状態が わかればわかるほど…何が必要か どこに向かいたいのか?それがみえてくる。時々、この、現実を受け止めるのが嫌で逃げ出したくなるし、ちょっと逃げてさらに遠回りもするけれど…進む方向はこっちだな。
2022.06.14 07:00変化を好む脳に動きの変化を。前回のブログでも触れたローザンヌ国際バレエコンクールをテレビでみている時の話。解説の山本康介さんが面白いことを言っていた。コンテポラリーダンスの時の解説で、同じ食べ物ばかりたべず、色々な食べ物を食べたほうが健康によいとの同じように、同じ振付師の振り付けばかりではなく、様々な振り付けを体験することが、ダンサーにとってよいと言ってた。振付師が変わると、ダンサーにバリエーション生まれる。それは、動きだけじゃなく、表現全体にってことなんだろうな。とおもった。クラシック(型)ばかり練習するよりも、コンテンポラリー(型破り)も取り組むことで、結果的にクラシック(型)も良くなる。ということがあるそうだ。型を踊るクラッシックと型を破ったようなコンテポラリー。このコンク...
2022.06.13 08:36身体表現と言語での表現。実家に行った時…ローザンヌ国際バレエコンクールの様子がテレビで放映されていて、バレエ好きの母が見ていた。山本康介さん(英国「バーミンガム・ロイヤル・バレエ団」元ファーストソリスト)の解説が、とってもわかりやすくて感動した。バレエを知らない私でも言っている事がよくわかる。そして、その解説を聞いた後は、踊りの見え方が変わる。観るポイントを知ると観えるものが変わった。とても面白かった。足で床を捉えているから 上半身がしなやかに使える とか…。床を踏めていなくて脚をあげるのに腕の動きが硬くなるとか表情に左右差があるダンサーが多くてマスクで練習している影響かな とか興味深かった。でも、どんなに動きや技術の話をしても、最後にはダンサーとしていかにお客さんに伝える踊...
2022.06.12 12:33地味な変化に気がつく朝から田んぼに裸足で入って…草取りをした。少し温かな水と泥の中で過ごす。中腰で無心に作業すること2時間弱。夜になって、なんとも言えないスッキリ感がある事に気がついた。裸足で田んぼに入ってアーシングしたからか?草取りしながら全身を使う挑戦をしていたからか?普段使わないところを使ったからか?痛いとか辛いとかって、目立って、意識しやすいけどなんか調子いいな。とか、なんか軽いな。とか、なんかスッキリするな。とか、微妙…微細すぎて、気づかない事が多い。一度 気がついて、意識すると…あら不思議。楽です。って言う事。あるある。面白い。面白い。
2022.06.11 12:13重い思いお弁当。子供の遠足の日の朝。朝ご飯を作るのと同時進行でお弁当も作る。自分と夫の弁当はいつも適当なので、ちょちょいのちょいって感じなんだけど…子供の しかも遠足の!って思うと想いが重い!病み上がりで食べれるものに制限の多い中、ワクワクできるお弁当を作ってあげたかった。子供のリクエストに添いつつ、喜んでくれそうなものを思案する。そこまでは、めっちゃ楽しかったんだけど、いざ作ってると横から興味深々な子供たちが「早く食べたいな〜」とかつまみ食いとか何かと絡んでくる。だんだん、思い通りに事が進まなくてイライラ。しまいには、「早く朝ご飯食べたいっ」と長男が言った一言に「今作ってるだろうがっっ」がブチ切れる始末。そして、勝手に急にやる気を無くす自分。なぜ母がブチギレてるか、...
2022.06.10 08:00そのケアはなんのためだったけ?関節症を抱え、内科的にもいろいろな疾患を持ち、最近はめまいもみられるという利用者さん。それぞれ診てもらっている病院が違う。そして、それぞれでセルフケアを指導されている。一つ一つは大した量じゃなくても、全部を毎日やるったら・・・。こりゃまた、大変な話だ。家で暮らす利用者さんのところへ行っていると、あちこちに不調を抱え、あちこちの病院で薬を出してもらってたら、いつの間にか同じような目的の薬が重複していて沢山薬を飲んでいたなんてことがある。(場合によっては、飲みすぎて更に不調を招いていた。なんて事もある。)それを、一か所の薬局や一か所のかかりつけ医を持つことで、薬が整理されて飲む数が減ったということを経験する。かかりつけ薬局やかかりつけ医が服薬整理をするよう...
2022.06.08 22:00希望を明言する。前回のブログからの続きみたいな話。訪問リハビリを利用される方に、最初に「計画書」というものを作る。利用してくれる本人と、その周囲の方々のご意向、介護保険を使っているなら、ケアマネージャーのプランに連動させて、「目標」を立てる。歩ける・・・とか、調理ができる・・・とか、転ばず過ごせる・・・とか安心して一人暮らしを続けられる・・・。とかある程度具体的で現実的な目標を立てましょう。と言われている。先日、その目標のところに・・・(何ができる・・・とかではなく)「希望を持って」という文言が自然と出てきた。その人の身体機能と、病状と環境から考えて・・・立つことができる。とか、乗り移りできる。とかどこまで目指せるか不透明だけど、どんな状況になったとしても、「希望を持...
2022.06.07 22:00撒かれていた種。今年は、2022年なのか。(何を今更っっ)友人が乳がんを患って…亡くなった日からもうすぐ10年経つ。今は・・・訪問リハビリの仕事の中で、がんを患って在宅で生活する人たちのところへお邪魔する機会は多々ある。10年前は、既往で乳がんとか、前立腺がんとか持っている人はいたけど、絶賛活動中ながんと共に生き、「末期」と言われる状態にある人と接する機会はなく、友人の時が初めてだったと思う。入院先から、差し入れのリクエストや足揉みしてって声がかかって(この頃、私は、足揉みを習っていた。)何度かお見舞いに行ける機会があった。肺に転移していて、息苦しさと、息ができない恐怖でシャワーが辛いと言っていたのが印象に残っている。後で、本州のがんセンターで働く作業療法士さんから色...