グラウディング【暮らしの中のヨガ 5】

【暮らしの中のヨガ 5】

わたしの重さが地球の中心に向かい、目の前の人の重さも地球に中心に向かい

地球の中心を通して、わたしたちは繋がっている。

そういう意識のあり方を知り実践する中で

わたしは目の前の人との距離感が取りやすくなりました。

もっと言うと、わたしと、目の前の人との境界線を認識できるようになりました。

そして、離れた世界のお困りごと(災害とか紛争とか)との距離感も気持ちが持っていかれすぎず、無関心になる事なく適した距離感を取りやすくなりました。

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医療だったり、介護だったり、

\\感情労働//

なーんて表現されたりもします。

わたしは、「リハビリの人」なので、基本、元気そうに笑顔で接する。わけです。

人間ですから、コレができそうにもない心情の時もあります。

失恋した翌日、訪問と訪問の間の移動時間に泣きまくった😭そんな日もありました(結構遠い昔)

できるだけ演じるんですよ。

目を真っ赤にしつつも、元気そうにするんです。

(バレバレだよ。と先輩には言われましたが🤣)

また、看護師や医師ほどではないですが、死が近い方にお会いすることもあるわけです。

長くこの仕事をしていると悲しいお別れも沢山ありました。

病でやるせない状況の方にも多々お会いします。

困難な状況の中で、激しい感情の波の方に接することもあります。

なんと声をかけて良いかわからない時や

自分の無力さに苦しくなる時もありました。

それでも、感情が揺さぶられたまま、

次の患者さんのところへいくわけにはいかな。と思い、

笑顔で笑顔で笑顔で 元気に元気に元気にを見せていくわけです。

傷ついたり、戸惑ったり、悲しんだり、自分の感情は動いているのに、知らず知らずにそれに蓋をして、元気に元気にを表現‥無意識に演じる。

そういうのが、気づかずに、自分を壊していたなぁ。って思います。

そんな、カラ元気、患者さんも欲しくはなかっただろうなぁ〜。と、今は思います。

お面を被って仕事してた感じ。

そうしないと、自分を守れなかったのかもしれません。

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グラウディング=Grounding

地面に足がついている

地に足がつく

そういう事。

頭や目や手ばっかり使う現代生活で、足はどんどんふわっふわしちゃうから。

そうそう。

わたしの足は大地に着いて、そして重さをゆだねているのね。

それを、何度も何度も何度も何度も何度も何度も

外に持っていかれそうな時ほど。

何か自分の内側がざわついた時こそ。

するんです。

「足。大地」って。

そして、その、大地を通して目の前の人と繋がる。

直接触れて繋がる部分ももちろんあるけれど、大地を忘れずにいる。

そうすると、ちょうどいい。

人として血の通ったケアがしやすい。

そんな距離感を実感できる時があります。

まだまだ修行中ですけどもね。

まめヨガ

北海道の石狩近郊でヨガ・瞑想・笑い呼吸法のレッスンをおこなっています。 パーキンソン病をお持ちの方向けのヨガのクラス「まめヨガ for PD」を主宰しています。

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