何か目の前で起きたことに対して・・・。
どう捉えるか、どう受けとめるかは自分次第です。
昨日、保育園がお休みの長男(3歳)と一緒に外へ行きました。
公園でそり遊びをしようと家を出たのですが、玄関にあった車用のスノーブラシに関心を持ち、庭の雪を削ったり、はいたりと夢中になって遊びはじめました。
二男(3ヶ月)を背負って一緒に外に出た私はすっかりやることがなくなって体が冷えそうになったので、除雪してできた雪山を改造してそり滑り用の山にすることにしました。
雪国に居ないとピンとこないかもしれませんが、小さな子供がソリ滑りをするには、急すぎない傾斜の短い坂が適していて、ソリにまたいで乗るほど足が長くなっていないので、乗り降りする場所は傾斜がない方がやりやすいので、坂の上は水平になっていると良いのです。
なので、まず、雪を運んで緩やかな坂を作り、滑りやすいように足で踏み固め、乗り込みやすいように、乗り場を水平にするために雪を削り・・・。
雪を運んで、積んで、って、除雪をするときと同じ作業なんです。
除雪って、「わー!楽しいっ」ってやることは少なくて、「あー もうっ また降った。大変。大変。」ていう作業。
でも、このそり滑りの坂作りは、終始楽しかったのです。
煩わしく思える雪がこの時ばかりは貴重な資源に見えてきました。
同じ雪を運ぶ作業でもいつもと違う目的で行うとこんなにも楽しいものなのかっっ!と驚きました。
雪国の冬は長いです。この雪を「嫌だ。煩わしい。」と捉えるか、雪ならではの恩恵がたくさんあると捉えるかでは精神衛生上に違いが出そうです。
童心に戻った瞬間に気付かれされた出来事でした。
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